10/29 町宇和島よりIさんがリピートしてくれました。
この日の天候は一日を通して日差しの心地よい晴れとなりました。海況は遠く太平洋上にある台風の影響で大きなうねりが入っており北西の風が吹いていました。
集合時間は通常の9時半に設定しました
一本目はうねりや北西の風に強い塩子島サンディーエリアに10時頃エントリーしました。透視度はうねりの影響で浮遊物が多く10m未満とあまり良くはありませんでしたがマクロ生物をメインに潜ったのでそこまで影響はありませんでした。砂地のササハゼから始まりアカオビハナダイのコロニー、ウミウシエリアといつも通りのコース取りしたところ深場の砂地ではサイズが大きくなってきているブリの若魚の群れがみられました。ゴロタ地帯では吻の長い大型のヨウジウオや最近居ついているキリンミノなど見られています。
二本目は塩子島周辺を予定していましたが思った以上にうねりが大きく透視度が悪くなっていたのでショップの方に戻りランチをとって仕切り直しをしました。
二本目はうねりの影響を受けていない鎌毛インサイドプレイスに変更して12時半頃にエントリーしました。透視度は少し良く10m前後あり日差しが十分に入っていたので浅場はきれいな景観が楽しめました。前半の砂地地帯では漁礁についているウミウシやイソギンチャクを住処にしているカクレエビを探して写真をとりながら移動していきました。中盤のテトラポット地帯ではなんちゃってケーブダイブをし上から差し込む太陽光線を楽しみこの地帯に居ついている大きなアジ玉も見ることができました。終盤の砂地地帯では個体が大きいネジリンボウや砂にうまく隠れていたツバクロエイを見つけて1時間近い潜水時間で浮上しました。
ツアー終了後、ログ付けと談笑をしたあと2時半頃に解散となりました。
今年最後となるであろう台風が南から大きなうねりをつくり悪影響を及ぼしています。外気温、海水温共に下がっているので北上してくるとは思えませんが進路が心配になります。透視度はうねりがなくなれば10m以上は回復しそうです。水温は変わらず21℃前後と安定しています。まだニシキアナゴやネジリンボウが顔を出している水温なので季節来遊魚を探しながらこれから増えてくるウミウシなども見つけていこうと思います。11月になると外気温が下がるので今年最後のダイビングをお考えの方はお早めにご連絡下さい。お待ちしております。
隣町宇和島よりお越しくださったIさん、リピートありがとうございました。
またのご来店お待ちしております。