10/21 県内松山よりAさんが来てくれました
この日の天候は雲一つない秋晴れとなりました。海況はほぼ無風状態でベタ凪となり最高のダイビング日和となりました。
集合時間は3タンクダイブツアーだったので8時半に設定しました。
一本目は午前中に光が差し込む塩子島ノースチャネルインサイドに9時過ぎエントリーしました。水温が前日より1℃下がり21℃前後となり透視度も朝一で期待したのですが10m前後と落ちていました。大潮前ということで魚影が濃くなり今回は20m付近で大きなブリの群れが長時間見ることができました。最近数が少なかったイサキの群れも多くなりゴロタ地帯ではたまに見られるモンダルマガレイや季節来遊魚のヨスジフエダイも見ることができました。浅場ではシマアジの小さな群れや前日に見られたヒレグロコショウダイの幼魚も続けて見ることができました。
二本目は地形ポイントに切り替えて塩子島シーファンズリッジに11時頃エントリーしました。このポイントも状況が変わらず透視度が10m未満と良くありませんでしたがこの時期に観察しやすい甲殻類をメインにコース取りをしてマクロ生物を楽しみました。ソフトコーラルの上には見たことのない吻の短いヨウジウオが観測されました。砂地ではいかついサツマカサゴやイソギンチャクにはカクレエビが4種類見ることができました。
二本終了後、ランチをとり長めの水面休息をとりました。
三本目はセオリー通りならサンゴポイントにするのですが普段は沖縄で潜っているということでマクロ生物が多い塩子島サンディーエリアに1時過ぎにエントリーしました。砂地ではネジリンボウやササハゼ、イソギンチャクについているオドリカクレエビなどを見たあと25m付近のアカオビハナダイのコロニーで写真をじっくり撮りました。水温が下がってくると出てくるヒラタエイやまだこの時期にしては小さめのミツボシクロスズメダイの幼魚なども見られました。ゴロタ地帯に戻ると大型のオオモンハタの群れや水中を彩るソラスズメダイの大群も見られました。
ツアー終了後、ログ付けと談笑をしたあと3時半頃に解散となりました。
着実に水温が下がってきてまた21℃前後まで下がりました。天候、海況共に最高の状況でダイビング日和となったのですが透視度が下がり10m未満のところもあったので全ての条件が揃うのはなかなか難しいです。大潮に向かう中潮ということで魚影が濃くなりブリの大群を見ることができました。これから数日は捕食シーンも狙えそうです。水温が下がることで出てくる魚もいるので発見次第情報公開していきます。
県内松山よりお越しくださったAさん、初来店ありがとうございました。
またのご来店お待ちしております。