10/18 山口よりTさんがリピートしてくれました。
この日の天候は一日を通して日差しの心地よい晴れ間が広がりました。海況は北西の風が吹いていましたが凪となりダイビング日和となりました。
集合時間は3タンクダイブツアーだったので8時半に設定しました。
一本目は魚群が見たいとのことだったので塩子島ノースチャネルインサイドに9時過ぎエントリーしました。昨日まで水温は21℃まで下がっていましたが黒潮が入ってきて水温が例年の23℃前後まで上がり透視度も10m以上と回復していました。エントリー付近の枝サンゴ郡でコロダイの群れを見たあと今回は深度を下げてみたいとのことだったのでレジャーダイブの最大深度である40mまで砂地をおりました。途中の漁礁ではアカオビハナダイのコロニーがいくつかみられましたが特に変わった生物は見つけれませんでした。いつも通りのコースに戻るとミドリリュウグウウミウシや最近見られていたヨスジフエダイに変わって黒い斑点が目立つ単体のロクセンフエダイが見られました。カンパチやブリなどの捕食者は見られませんでしたが魚影は相変わらず濃くミナミハタンポ、クロホシイシモチ、メジナなどのいつもの魚種が見られました。
二本目は地形のポイントをリクエストされたので一番ダイナミックな塩子島ビックロックタウンに11時頃エントリーしました。潮の早いポイントですが今回はほとんど潮が動いておらずここの見どころのダイナミックな地形と大きなソフトコーラルが透視度がよく光も入っていたので綺麗に見られました。ここでよく見られるオキゴンベや久々に見たオラウータンクラブ、ミナミハコフグの幼魚などのマクロ生物も見られ満足のいくダイビングが出来ました。
二本目終了後、ランチをとり長めの水面休息をとりました。
三本目は、サンゴ礁ダイブに切り替えてまだ行ったことがなかった塩子島サウスコーラルガーデンに1時半頃エントリーしました。今年の台風の影響でテーブルサンゴがかなりダメージを受けましたがコース取りを良くしたらまだ生き生きとしたサンゴ礁が見られます。これといった生物はみられませんがここを住処にしているチョウチョウウオの幼魚や真っ青なソラスズメダイ、大型のハマフエフキなどを見て浅瀬のサンゴやソフトコーラルを楽しみました。ビギナーダイバーや三本目には鯖網代コーラルガーデンや須ノ川コーラルガーデンと同じように水深が10mほどなので最適なポイントです。
ツアー終了後、ログ付けと談笑をしたあと4時過ぎに解散となりました。
待ちに待った黒潮が入ってきて陸上から見た海の色が緑から青に変わりました。数日続いた冬のような冷たさも和らぎ例年通りの23℃前後まで上がっています。今月いっぱいはまだウェットで潜れる水温まで上がりました。透視度も回復して10m以上は安定しており写真を撮るにも浮遊物が少ないので最適の時期になりました。今シーズン最後のダイビングをお考えの方、状況が良くなしましたのでご連絡下さい。お待ちしております。
山口よりお越しくださったTさん、リピートありがとうございました。またのご来店お待ちしております。