9/8 県内松山よりNさんが来てくれました

9/8 引き続き県内松山よりNさんがAOW講習に来てくれました。

この日の天候はツアー開始時間まで雨が降っていましたがツアー中は雨がやみ過ごしやすい一日となりました。海況は若干北風が吹き風波が発生してましたが問題なくツアーが行えました。

集合時間は通常の9時半に設定しました。

一本目は、砂地で深場の取れる塩子島ノースチャネルインサイドに10時頃エントリーしました。前日にディープ講習は終わっていたのですがレジャーダイブでの最大水深40mを一度経験して今後のダイビングに自信を持ってもらうため40m付近まで潜降しました。窒素酔いの傾向もなくこれからのダイビングに生かせるダイビングになり本題のピークパフォーマンスボイヤンシーでは砂地ギリギリで中性浮力をとり砂を巻き上げない練習をして見事に砂を巻き上げず水深変化にも対応し中性浮力を維持できことが出来ました。浅場の漁礁付近まで上がってくると最盛期であるイサキ、マアジが群れそれにアタックするカンパチが見られました。安全停止中ではサンゴイソギンチャクに居ついているカザリイソギンチャクエビや小型のアオリイカなども見られました。

通常なら浮上後ランチ休憩に入るのですが天候が不安定で海況も悪化しそうだったので塩子島に停泊して船上にて水面休息をとりました。

二本目は、ヒラバエのポイントで唯一、中〜上級者向けの塩子島ビックロックタウンに11時半頃エントリーしました。エントリー付近の大きな根の上ではオヤビッチャが群れており岩の割れ目を降りていくと今の時期大きな群れをつくるチョウチョウウオやここでしか見られないアマミスズメダイの成魚の群れも見ることが出来ました。他にもニシキウミウシや数の少ないキヘリキンチャクダイが見れたり潮通しのいいポイントなのでキビナゴにアタックするブリの多くな群れも見られました。今回の項目であるボートダイブでは普段やっているボートダイブに教材での知識を織り交ぜながら潜ってもらいました。

講習修了後、遅めのランチをとって地元平碆のオーダーケーキ店MUMUさんのクッキーでお祝いをしてAOW認定とさせて頂きました。その後にログ付け談笑をし2時半頃に解散となりました。

二日間通してのAOW講習でしたがアドベンチャーコースは必須であるディープ、ナビゲーションに加えボート、魚の見分け方、ピークパフォーマンスボイヤンシ―の五つを選んで進めました。ディープは比較的深度の取りやすい塩子島周辺がポイントとしてよくナビゲーションはこの講習中常にコンパスを見てもらい自分の位置確認しました。浮上後、水中マップで確認し方向感覚を養うようにしました。残りの三つはほぼ普段通りにボートダイブし写真を撮って魚の種類を調べ、サンゴや砂地の上を中性浮力をとって潜りました。AOWになるとダイビングの幅は広がるのでこれからもスキルアップしたい方には対応していこうと思います。

県内松山よりお越しくださったNさん、二日間の講習お疲れ様でした。そして、AOW認定おめでとうございます。幅の広がったランクで色々な海で様々なスタイルのダイビングを楽しんでください。

またのご来店お待ちしております。