7/16 昨日に引き続き隣町宇和島よりUさんがリピートしてくれました。
この日の天候は、連日の猛暑が続き靄のかかった日差しの強い晴れとなりました。海況は南より小さなうねりが入っていましたがベタ凪状態で最高のダイビング日和となりました。
集合時間は通常の9時半に設定しました。
一本目は去年から水温が上がるとみられるニシキアナゴを狙って塩子島サンディーエリアに10時頃エントリーしました。最初に25m付近の漁礁でアカオビハナダイのコロニーについたときこの時期から見られるアオリイカの産卵シーンに遭遇することが出来ました。多い時は5,6ペアの産卵シーンが見られるのですがこの時はなぜか3個体のアオリイカがつがいの様に産卵行動をしていました。20m付近のニシキアナゴは最初は出ていたのですがわざとのようにエソが接近し引っ込んでしまいお見せすることが出来ませんでした。アオリイカの産卵シーンに時間を使ったので長居は出来ず写真もとれませんでしたが次回リベンジしようと思います。浅場にはヒラバエ初となる英名クロコダイルフィッシュの見るからにワニっぽいワニゴチが初観察されたり今シーズン初観測のキリンミノも見られ良いダイビングが出来ました。
一本目が終わりランチ休憩をとりました。普段は長めの水面休息をとるのですが下げ潮の終わりで透視度が下がるのを考えて1時間半ほどで切り上げて出港しました。
二本目は光の入る塩子島の東側を潜る予定でしたが潮が速く透視度もかなり落ちていたので一番透視度が良さそうだった塩子島ノースチャネルインサイドに12時半過ぎエントリーしました。この時期しか見られないムツの若魚の大群やマアジの群れが乱舞してカンパチの群れの捕食シーンが見られました。ゴロタ地帯では岩陰に隠れていることが多いオキナワベニハゼが表に出ていたり甲殻類もよく見られ浅場の透視度は悪かったのですが満足のいくダイビングが出来ました。
ツアー終了後、ログ付けと談笑をしたあと3時頃に解散となりました。
透視度が回復していませんが20m付近で水が良くなり10m以上見通すことが出来ています。コース取りが重要な状況が続いていますがカンパチなどの回遊魚も増えてきて魚影が濃いポイントでは捕食シーも見られるようになり良いダイビングが出来ています。水中は賑やかになりシーズンまっただ中といった感じになってきました。
隣町宇和島よりお越しくださったUさん、二日間ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。