6/20.21に松山よりリピーターのMさんファミリーが遊びに来てくれました。
この二日
間は天気予報では晴れだったのですが、初日は小雨の混じる曇り空でした。二日目からは回復して晴れ模様でした。海況は梅雨時期特有のベタ凪状態で快適にダイビングできました。
20日の土曜日は、三本リクエストがあったので朝八時に平碆を出港しました。一本目はカメノコブイをチョイスしていつもと違うコース取りをしたところ大型のコブダイやこの時期多いこれも大型のアメフラシ、オニカサゴ、コイボウミウシなどが見られました。
二本目は魚の多いノースチャネルで潜りました。光が入っていないぶん、透明度がない感じでしたがイセエビが出てきていたり岩場の暗がりではハタンポが群れていてオオモンハタも観察できました。深場の砂地ではサカサクラゲなどが見られました。
二本目が終わりショップに戻ってから12時頃昼食を取って長めの水面休息をした後、最近潜っていない須ノ川公園で三本目を潜りました。水温が少しずつ上がっているので死滅回遊魚や幼魚などが流れついていないか調査もかねてのダイブになりましたが透明度が連日の雨で落ちており幼魚などもまだ見られませんでしたがカンパチの若魚の群れやこの海岸特有の様々なサンゴがじっくり見ることが出来ました。浅瀬の砂地ではダテハゼの共生姿も観察しやすい場所でもあります。
21日の日曜日は午前中に二本終えて、午後ゆっくりした後、帰宅したいとのことだったので前日と同じプランでツアーを行いました。一本目は透明度があまりよくないのはわかっていたのですがアカオビで潜りました。深場のアカオビハナダイのコロニーでは婚姻色が強くなっており浅場に移動するとサツマカサゴやベニハゼの仲間などの被写体も見られました。安全停止中にはソラスズメダイの大群や大規模なイバラカンザシも見れました。
二本目は今回潜りに来てくれたMさんの300本記念ということもあってまだ潜ったことのないサウスベイで潜ることにしました。ここはスロープのガレ場を水深20m以深まで深度をとり、そこから広がる砂地との際を移動した後浅瀬の隠れ根や岩場の割れ目を移動するというポイントで、深度によってイシモチの群れ、スズメダイの群れ、イサキの群れなどが見れる場所です。今回は透明度が今一ということもあってイサキの群れはある一定の距離をとられてじっくりと観察が出来ませんでしたが、ホシノハゼやヒメギンポの被写体が見られ、浅場での岩場での割れ目では光が差し込んでおり綺麗な水中景観が楽しめました。
二本目が終わってからショップに戻り、昼食を取った後、300本のお祝いをMさんの奥さんが手作りしたケーキと同じ平碆部落内にあるケーキ屋さんMUMUさんの記念ケーキでお祝いしました。
梅雨真っ最中で天候が不安定でなかなかすっきりしない空模様でしたが日曜日の記念ダイブには晴れ間ものぞいてくれました。今回も家族で来てくださったMさん、次回来るときは梅雨も明けると思うので本格的なダイビングシーズンでお待ちしております。300本記念おめでとうございました。