3/29 引き続きSさんMさんと潜りました

28日より引き続き29日にリピーターさんお二人SさんMさんと潜りました。

昨日とは変わって朝方より小雨の降る生憎の天気でしたが、変わらず朝食を8時に取り、平碆港を9時頃出港しました。海況は昨日と同じくベタ凪状態でしたが若干岸辺では南からのうねりの影響で波が立っていました

一本目は塩子島北西に位置するカメノコブイで潜りました。深場の岩場でイサキの群れを狙って潜りましたがこの時は透明度が悪く小さな群れにしか出会うことは出来ませんでした。透明度が悪い分どうしても小さな生物をメインに潜るスタイルになりましたが大型のアカエイ、オペラ座の怪人を思わせる変色したカサゴ、おなじみの三センチオーバーのウミウシたちが見られました。

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二本目は南からのうねりが若干悪くなってきたのでうねりの影響を受けにくく透明度が比較的落ちないカメノコブイをもう一度潜りました。一本目の後半に発見したロープ上のオオモンカエルアンコウを今回はじっくり観察、撮影することができました。ここで以前見られた同種の通称ヨコズナにしてはかわいいサイズでした。ロープ伝いにほかの生物が根ずいていないか確認してみるとMさんがボロカサゴを発見してくれました。ハタタテハゼやネジリンボウが水温低下で姿を現すことがなくなった時期だったのでこの2大アイドルはこれからじっくり観察していこうと思います。IMG_5698IMG_5701

天候はもう春の陽気ですが水中はまだ15℃前後と寒い中、毎回のことながらリピーターのお二人には感謝です。また足の遠のくことのないよう次のご来店お待ちしております。ありがとうございました。P3290004

3/28 リピーターSさん、Mさんが潜りに来てくれました

3/28、リピーターSさんとMさんが潜りに来てくれました。

天候は、春の陽気を感じる晴れで、海況もベタ凪状態のダイビング日和でした。お二人ともに27日より前泊されていたので朝食を8時に取っていただき出発時間を9時頃に設定せて出港しました。

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一本目は、チェックダイブもかねて鯖網代コーラルガーデンを潜りました。もう三月末ということあってプランクトンが多く海藻も冬頃より成長しており春濁りの兆候が出ていました。見られたものはナマコの上で休憩中のハコフグ、サンゴ礁域のガレ場の上でうまくカモフラージュしていたヒラメ、この時期に多いウミウシ数種が目に留まりました。

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二本目は塩子島の南端に位置するビックロックタウンで潜りました。潮の入り具合で大きな根のコース取りを変えるポイントですがこの時は流れはほぼない状態で潜りました。ここでは岩場の隙間から大口を開けたウツボ、白い水玉ドットが綺麗なサザナミフグ、大型のイシガキフグなどが見られました。P3280036 - コピー P3280025 IMG_5551

二本目が終わり一旦ショップの方に戻って昼食を久々にウッドデッキで取りました。本当に天気がよく気持ちよく過ごせました。そのまま二本分のログを付けました。

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Mさんから三本目のリクエストがあったので長めの水面休息とって二時ごろに出港しました。午前中とは違い南の風が強くなっていたので久々に鯖網代サンディエリアに潜りました。なかなか調査できていないポイントなので探検気分で生き物を探した。エントリー付近ではホタテウミヘビが珍しく泳いでおり驚いたらしく急いで砂の中に潜りこみました。砂地で急に砂が舞い上がったところがあったので何がいるのか探してみると二枚のアカエイが食事中でした。その他には20cm以上はある長めのヨウジウオが見られました。

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ダイビングあとには各々で釣りに行ったり近場のゆらり内海に行ったりと好きなことをして夜は近くの焼肉屋、炭焼き村から購入したホルモンでもつ鍋をして楽しいひと時を過ごしました。

3/13 地元リピーターダイバーのHさんが潜りに来てくれました

3/13日、金曜日に地元ダイバーのリピーターHさんが潜りに来てくれました。

天候は、今年度最後の寒波の影響もおさまり、やっと春らしい穏やかな晴れ間のでた日で、気温は15度以上になり日向に出れば暖かい陽気でした。海況は午前中はベタ凪状態でしたが、午後より南風が少し出てきて細かい波が立ちました。それでも問題なく快適にダイビングが出来ました。

一本目は、慣らしのダイビングで鯖網代コーラルガーデンを潜る予定でしたが、内湾は濁りが強く透明度が5m以下になる可能性があるので塩子島まで足をのばし内側ポイントのアカオビをチョイスして潜りました。

このポイントは、去年の秋頃に潜り始めたのでこの時期のデータは白紙状態でした。5m付近のゴロタよりエントリーしてそのまま斜面に沿って深度をとっていき15m付近から砂地にかわります。さらに25mまで深度をとると漁網が落ちてあり、そこが漁礁となってアカオビハナダイが群れを成しているのが特徴のポイントです。

この時も同じように25mの漁礁まで深度をとるといつもと変わらずクロホシイシモチと混泳したアカオビハナダイが見られました。水温が低いせいか海自体に生命感がなく濁りも入っていたので深場では暗いイメージです。浅瀬に移動するとキタマクラが砂地で眠っていました。その名の通り体の表面に毒をもつことで食べたりするとあの世に行ってしまう猛毒ふぐですが寒さには敵わないらしいです。P3130003P3130021

いつもなら砂地にはダテハゼ類が多くみられるのですがこの時は少なくここのもう一つのアイドルフィッシュ、ネジリンボウも姿が見当たらなかったです。寒さのせいで見るものが少ないなか相変わらずクマノミは個体数が多くいい被写体になってくれます。ゴロタの浅場では老成したハナミノカサゴが見られました。顔が老成すると魚というより犬のように見えてくるのは私だけでしょうか?最後に潜降ロープについている仲が良さそうなゴンべをとってこのダイブを終えました。

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一本目が終わりショップに戻ってから一時間半の水面休息を取った後二本目は塩子島の沖側に位置するカメノコブイで潜りました。一本目と違い濁りが入っておらず透明度も10m以上あり、光も差し込んで明るい水中景観が楽しめました。今回もおなじみのウミウシのニシキ、イボ、アオたちが見られ写真のリュウグウは二個体が近くで見られました。深場では同じくイサキが群れていました。

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浅瀬に移動するとキビナゴの大群が何かに追い回されていましたが何かはわかりませんでした。瀬の側面には光が差し込んだ分、ソフトコーラルがいつも以上に綺麗に見れました。今回は最近にないほどの晴天に恵まれて気持ちのいいダイブが出来ました。

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年間で一番寒い時期に潜りに来てくださった地元ダイバーのHさん。リピートして頂きありがとうございました。これから、水温、気温共に上がってきて水中生物が活発化してくる時期です。またのご来店お待ちしております。

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P.S 前回紹介した小さな棟梁のオープンボードは看板右側に配置しました。ウィルカムボードはお店入口に大きな口を開けてお待ちしております。

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3/8 ガイドマサの気ままな調査ダイブ

本日は最近にないほどの温かい陽気なダイビング日和だったので気ままに調査ダイブに行ってきました。

気温は15℃以上あり、常に吹いている北西の風は穏やかに吹いていました。久々の調査ダイビングだったのでポイント開拓はせずメインのポイントのカメノコブイをチョイスしました。

水温は15℃と一年間で最も低い時期でしたが、潜水時間を45分、最大水深を30mに設定して潜りました。今年より寒い時期は6半のツーピースのスキンスーツで潜ることをやめて、ドライスーツのジャージ質4mmを着用して潜るようにしたのでインナーで防寒すればこの時期でも快適に潜れるようになりました。

若かりし頃は暖かいところでしか潜っていなかったことと水中での感覚が鈍りそうなので苦手意識がありましたがこの歳になってやっとドライスーツを着用して濡れずに潜ることが快適に感じれるようになりました。来年からは冬もガンガン潜ろうと思います。

エントリーすると水面から見た感じと違って透明度が少し悪かったです。連日の雨の影響か水潮が若干発生しており水中も陸からの養分が流れたのかプランクトンが多かったです。

この時期に多くなっているウミウシを発見しようとマクロ主体の潜り方をしましたが、探せたのはニシキウミウシ、アオウミウシ、キイロイボウミウと珍種は見つけることは出来ませんでしたが個体数は間違いなく多くなっていました。P3080004P3080023

深場では大きな群れを成しているイサキが見れましたがシャッターチャンスを逃してうまく撮れませんでした。深場ではやはり付属のストロボがないと厳しいです。P3080024

浅瀬で相変わらずキビナゴが群れておりそれを狙ったヒラマサが単体で見られました。海底ではラッパウニがひっくり返っていたのでのぞいて見るとゼブラガニも見ることが出来ました。

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今回は至って珍しいものを発見できることは出来ませんでしたが改めてここのポイントの地形の面白さとソフトコーラルの種類の多さがを実感しました。

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これからもまた気ままに調査ダイブを掲載していくのでのぞいて見てください。

 

0円食堂ならぬ0円工務店 (何でもかんでもやりましょう 2)

2015年度が始まり来月でヒラバエダイバーズも三周年目を迎えます。今まで何かと不備なところがありましたがやっとお店として形になりました。今までご来店して頂いた方本当にありがとうございました。

今年度の一月二月の二か月間は私事で休業していましたが、今月より営業再開しております。まだまだスローな時期なので久々に色々とやってみました。

まずは、小さな棟梁の仕切りの下でウェルカムボードとオープンボードを流木を使って作ってみました。P1100004P1170006

ウェルカムボードは開店前に作った机の残りの流木を使いサメの形にしてインパクトを強くしました。オープンボードは小さな薄い小さな流木をなるべくそのままの素材の質感が失われないように魚の形にして仕上げました。結局最終的にはああでもないこうでもないと当初より小さめのものになりました。P1180012

ボード以外にも器材干し場が充実していなかったので器材置台も流木と知り合いからいただいた廃材をあわせて作りました。今年度より機材洗い場、干場の使い勝手がよくなると思います。

今回かかった費用は残ったネジ、残ったペンキ以外はかかっていないトキオの0円食堂ならぬ0円工務店でお送りしました。お客様が入り次第実際に飾ったところも掲載していこうと思います。

小さな棟梁、お疲れ様でした。

2015年3月6日 | カテゴリー : ヒストリー | 投稿者 : hirabaedivers