3/13 地元リピーターダイバーのHさんが潜りに来てくれました

3/13日、金曜日に地元ダイバーのリピーターHさんが潜りに来てくれました。

天候は、今年度最後の寒波の影響もおさまり、やっと春らしい穏やかな晴れ間のでた日で、気温は15度以上になり日向に出れば暖かい陽気でした。海況は午前中はベタ凪状態でしたが、午後より南風が少し出てきて細かい波が立ちました。それでも問題なく快適にダイビングが出来ました。

一本目は、慣らしのダイビングで鯖網代コーラルガーデンを潜る予定でしたが、内湾は濁りが強く透明度が5m以下になる可能性があるので塩子島まで足をのばし内側ポイントのアカオビをチョイスして潜りました。

このポイントは、去年の秋頃に潜り始めたのでこの時期のデータは白紙状態でした。5m付近のゴロタよりエントリーしてそのまま斜面に沿って深度をとっていき15m付近から砂地にかわります。さらに25mまで深度をとると漁網が落ちてあり、そこが漁礁となってアカオビハナダイが群れを成しているのが特徴のポイントです。

この時も同じように25mの漁礁まで深度をとるといつもと変わらずクロホシイシモチと混泳したアカオビハナダイが見られました。水温が低いせいか海自体に生命感がなく濁りも入っていたので深場では暗いイメージです。浅瀬に移動するとキタマクラが砂地で眠っていました。その名の通り体の表面に毒をもつことで食べたりするとあの世に行ってしまう猛毒ふぐですが寒さには敵わないらしいです。P3130003P3130021

いつもなら砂地にはダテハゼ類が多くみられるのですがこの時は少なくここのもう一つのアイドルフィッシュ、ネジリンボウも姿が見当たらなかったです。寒さのせいで見るものが少ないなか相変わらずクマノミは個体数が多くいい被写体になってくれます。ゴロタの浅場では老成したハナミノカサゴが見られました。顔が老成すると魚というより犬のように見えてくるのは私だけでしょうか?最後に潜降ロープについている仲が良さそうなゴンべをとってこのダイブを終えました。

P3130028P3130030P3130038

一本目が終わりショップに戻ってから一時間半の水面休息を取った後二本目は塩子島の沖側に位置するカメノコブイで潜りました。一本目と違い濁りが入っておらず透明度も10m以上あり、光も差し込んで明るい水中景観が楽しめました。今回もおなじみのウミウシのニシキ、イボ、アオたちが見られ写真のリュウグウは二個体が近くで見られました。深場では同じくイサキが群れていました。

P3130044P3130051

浅瀬に移動するとキビナゴの大群が何かに追い回されていましたが何かはわかりませんでした。瀬の側面には光が差し込んだ分、ソフトコーラルがいつも以上に綺麗に見れました。今回は最近にないほどの晴天に恵まれて気持ちのいいダイブが出来ました。

P3130053P3130057

年間で一番寒い時期に潜りに来てくださった地元ダイバーのHさん。リピートして頂きありがとうございました。これから、水温、気温共に上がってきて水中生物が活発化してくる時期です。またのご来店お待ちしております。

P3130060P3130068

P.S 前回紹介した小さな棟梁のオープンボードは看板右側に配置しました。ウィルカムボードはお店入口に大きな口を開けてお待ちしております。

P3130069