6/2 県内松山より引き続きKさんが来てくれました。
この日の天候は初夏を感じさせる日差しの強い晴れとなりました。海況は北西の風が若干吹く程度で凪となり最高のダイビング日和となりました。
集合時間は当店併設の民泊Inodomariに宿泊されたので3タンクダイブつあーの通常時間である8時半に設定しました。
一本目は午前中に光が入る塩子島サンディーエリアに9時過ぎ頃エントリーしました。透視度は朝一ということで10m近く見通すことができましたが水温は変わらず19℃前後と低めです。アカオビハナダイのコロニーや砂地に点在する漁礁を回って生物を観察していきましたが今回これといったものは見つかりませんでした。後半の浅場のゴロタでは魚影が濃かったのでこれからが楽しみです。
二本目はソフトコーラルが綺麗な地形ポイントの塩子島シーファンズリッジに11時半頃エントリーしました。島からのびる磯がそのまま隠れ尾根となっておりそこに沢山のソフトコーラルが根付いているのでそれに居つく生物を探しながら潜りました。ここもこれといった生物には会えませんでしたが甲殻類は変わらず見ることができました。
長めのランチ休憩後、三本目はリクエストで近場がいいとのことだったので一番近くの鎌毛インサイドプレイスに2時半頃エントリーしました。前半の砂地では水温が低いせいか今年は多い水クラゲやセンテイビラメ、マゴチの幼魚などが見られました。中盤のテトラポット地帯では上から差し込む光線を楽しみ後半の枝サンゴ郡では十分に光が入った生き生きとしたサンゴが見られました。
ツアー終了後、ログ付けと談笑をしたあと4時半頃に解散となりました。
今年は水温が上がるのが遅いせいかハードコーラルは元気がなく鯖網代コーラルガーデンに関しては大規模な白化現象が起きています。水深が5m前後のところは変わらず生き生きとした姿が見られるので今年のチェックダイブポイントは主に鎌毛インサイドプレイスにしていこうと思います。塩子島周辺でもオニヒトデの数が例年より多く最近はやっているマンガの鬼滅の刃の鬼殺隊ならぬほどに鬼退治をしている状況です。自然には極力干渉しないのが自分のスタイルなのですがあまりにも増えすぎてファンダイブ中に危険を伴うと思ったので個人的にダイブサイトのみ駆除していこうと思います。明らかな殺戮なのであまり気の乗らない作業なのですが丁度、顔に刀傷も出来たことだしそのマンガの主力である柱目指して頑張ります。
県内松山よりお越しくださったKさん、当店併設の民泊ご利用での二日間ありがとうござしました。
またのご来店お待ちしております。