3/8 宇和島より先週に続いてTさんが来てくれました

3/8 宇和島より先週に続いてTさんがリピートしてくれました。

この日の天候は曇り空にたまに晴れ間が広がる状態でした。海況は西高東低の冬型の気圧配置になったため北西の風が強く吹きポイントの限られる一日となりました。

集合時間は3タンクダイブツアーの予定だったので9時頃に設定しました。ポイントが限られるなか北西の風の影響が少ない塩子島サンディエリアで一本目を9時半ごろにエントリーしました。潜り始めのゴロタ地帯ではオニカサゴが見られ暗がりにはクリナーシュリンプであるベンテンコモンエビなども見られました。砂地に点在する漁礁にはアカオビハナダイのコロニーがありキイロウミウシや向かい合って話し合っているようなヒメジも見られました。エキジット前にはイサキの群れが川のように流れていました。

一本目が終わり、ショップに戻って外気温が低かったので休憩所の方で暖を取りながら水面休息をとりました。

二本目は、ある程度の深度があるポイントで潜りたいとのリクエストがあったのでこの状況で深場に潜れる鎌毛インサイドプレイスに12時頃エントリーしました。最大深度を32mほどとって潜ったのですが魚群や珍しい魚には会えず前半は暗い砂地をただ泳ぐようなスタイルになってしまいました。浅瀬に移動していくにつれて魚も増えてテトラポット周辺ではなんちゃってケーブダイブのように間をすり抜けながら泳いで楽しみ上から差し込む光のシルエットも綺麗でした。後半はここの見どころであるほぼノーダメージな枝サンゴの群生を見て浮上しました。

二本目を終えてショップに戻りまだ外気温が上がっていなかったので休憩所にて長めのランチ休憩を取りました。

三本目は、ほぼ台風の時以外は潜れる平碆の宝の鯖網代コーラルガーデンで2時半ごろエントリーしました。この時期になると綺麗な砂地だったところに海藻が一面に生い茂るころですが、もうすでにサンゴ礁の海ではなく海藻のイメージが強くなりつつあります。珍しくブダイが砂地におりギンポがサンゴの穴から顔を出していました。

これからのシーズンは水温が上がるにつれて海藻が増えていきプランクトンも増えて春濁りといわれる透明度の悪い時期になりますがまた新たな発見をお見せできるように情報公開していこうと思います。

昨年末より毎月潜りに来てくださった宇和島のTさん、どうもありがとうございました。来月より潜水士というプロダイバーでのご活躍を期待しています。また機会があったらご来店お待ちしております。