11/Ⅰ4 松山よりリピーターのMさんが潜りに来てくれました。
この日の天候は、気圧の谷の影響で一日中、雨が降ったり晴れ間が少し広がったりとどんよりとした雨模様となりました。海況も同様に気圧の谷の影響でこの時期には珍しく南の風が吹いて小さな波が常に起きていましたが、問題なくダイビングできました。
集合時間は通常より少し早めの八時頃にしてそれから天候の判断をし八時半頃に平碆港を出港しました。
今回からドライスーツでのダイビングということで一本目をチェックダイブやビギナーさんでも楽しめる魚群ポイントの塩子島ノースチャネルインサイドで潜りました。相変わらずの魚影の濃さでこの時はマアジの群れも入ってきており、シャワーのように泳ぎ去る魚群が体感できました。遠めですがカンパチの群れもキビナゴを狙って回遊していました。
一本目を浮上してから天候の急変が予想されましたが移動時間を考えて風や波の当たらない塩子島の影に入って船上で水面休息をとりました。
二本目はマルチポイントのカメノコで潜りました。潮あたりが良いと回遊魚も回ってくるのですがこの時は潮が動いておらず魚群は見られませんでしたが大きなヒラマサが2個体見れました。マクロ生物を探してみるとフサカサゴ、ミナミハコフグの幼魚、アオサハギに幼魚、ガラスハゼなどが見れました。 に
2本目が終わりショップの方に戻ってから休憩所の方で12時半頃ランチをとり長めの水面休息をとりました。ドライスーツにすると休息を室内で出来るのでゆっくり出来ました。
三本目は今年から開拓する予定だったのでが護岸工事で入れなかった国道よりの元越で初めて探検調査ダイブとして潜りました。水面からでも見える海草が一面に生えていてきめの細かい砂地が特徴のポイントです。珍しい幼魚や砂地に住むエイやハゼを期待したのですが今回はこれといった発見は出来ませんでした。これからもっと調査をして確立したポイントにしていこうと思います。
最近、気温の変動は特に感じられず過ごしやすい日々が続いていましたが水温は確実に下がっていて現在21℃前後になりました。冬の海の開拓が全くできていませんが今年から少しずつ調査していこうと思います。