7/11 松山よりリピーターのMさんが遊びに来てくれました。
天候は先週より懸念されていた三個の台風の影響で悪天候が予想されましたが、朝から夕方まで晴れており日差しが強く感じる一日でした。海況は大きなうねりが台風の影響で発生しており由良半島の南側一帯は潜ることが出来ませんでした。そこで急遽、前々から開拓視野に計画していた由良半島の北側で潜ることにしました。
午前八時半前に出発し、ポイントになりえるだろう場所を探しながら一本目を9時頃に潜りました。ポイント名は今回は調査ダイブということで由良半島北側1にしました。ここのポイントは水深10mまではなだらかなスロープですがそこから急な斜面に変わりそこに様々な魚種が群れている場所でした。
コガネスズメダイ、イサキ、キンギョハナダ、ヨコスジフエダイ、小型のマアジの群れがよく見られ南側ではあまり見られないウマヅラカワハギやニラミギンポなども見られました。
二本目も同じようにポイントになりそうな場所を選び11時頃潜りました。ここは浅場から岩場が続いており15m付近から砂場が続いるなだらかなスロープの場所でした。砂地にはヒラタエイがよく見られ浅場の岩場ではイソカサゴ、サツマカサゴ、イセエビ、ブダイの群れが見られ南側ではあまり見られないアカハタの成魚が数個体見られました。
二本目が終わり、うねりの影響が全くない場所を探して、ランチをとり、三本目のポイントを探しました。ここは一本目と同じような水中景観でしたが内湾付近ということもあって透明度が5mと落ちていました。大型のコロダイの群れが居すいており回遊していて何回も見ることが出来ました。南側ではこちらも珍しいメバルがよく見られました。
今回初となる由良半島の北側開拓調査ダイブでしたが、南側よりもサンゴの数が少なく岩場のイメージがしましたが深場が取りやすく魚影が濃い場所もありました。南側では対外みられるオオモンハタのかわりにアカハタが多く、メバルやウマヅラカワハギなども多く由良半島を境に生物相が若干変わっているのが面白味がありました。これから、機会があれば開拓調査していこうと思います。
海況、天候共に不安定な状況の中、潜りに来ていただいたMさん、毎回のことながらありがとうございました。またのご来店お待ちしております。