何でもかんでもやりましょう(シャワー室編)でもなんでもかんでもはできません

ガイドのマサです。

この時期になるとお店をいじりたくなるのですが去年は緊急事態宣言下で民泊の塗装をしました。今年は当店ではシャワー室が民泊にある1室だったので外に2室を立てることにしました。建築法などに引っかかると違法なのでコンクリート基礎と排水配管は業者さんに頼みました。

建て方は素人でも簡単に作れる2X4工法も用いてしました。最初に四つの枠組みを作りました。

枠組みが完成したので立ち上げ時に固定するアンカーをドリルで開けて四つを固定しました。

立ち上げたので屋根を作りました。台風にも負けないかなり頑丈な物を作りました。

次に入り口であるドアサッシの設置です。これにはかなり神経を使い優しく扱わないといけないところを力でやってしまいドアを持ってきてくれた業者さんになおしてもらうミスをしました。

いよいよ外壁を張っていきます。加工しやすい杉板を張ろうと思ったのですが工程がかなり増えるということでサイディングを使いました。この板が見た目以上に重く一人では水平がとりにくかったので一段目はナオミの助けをかりました。一段目を決めると以外にも簡単に一人で張ることができました。

次は内装の予定だったのですがまさかの五月に梅雨入りしました。なので先に雨どいの設置をしたのですが屋根の長さがギリギリだったので雨漏り発生しサッシドアに続いて問題が発生しました。もう一枚屋根を買ってきて手直しをしました。

問題を解決していよいよ内装の壁を張っていきます。

内装外装が終わったので今度は塗装をしていきます。屋根部分の木部は時間があるときに塗り終わっていたので壁面塗装のみとなりすぐに終わることができました。屋根のコーナー部分の板が痛むという職人さんのアドバイスをもらったので細い木材をはわせて水切りを設置しました。

最後に一番心配の種であったシャワーの設置です。家から給水配管をはわせて水漏れがないか心配だったのですが水漏れ、水圧も問題なく無事に取り付けが完了しました。

基礎をかなり頑丈に作ったので高低差があり高さがあるのでステップを作ることにしました。踏み台の高さを考えながら作成し塗装して室内ライト、棚、すのこなどはまだなのですが一応完成をなりました。電気配線も違法になるのでソーラー式ランタンを取り付ける予定です。

今回は長年思っていた小屋作成をすることができました。

専門学生を卒業してすぐに文化が根強く残っているミクロネシア連邦ヤップ島にいたときのことです。石のお金がずらっと並んでいるストーンバンクやその当時でも離島の人はコシミノでトップレスの女性が歩いているというタイムスリップをしたようなところでした。酋長制度や男尊女卑などの商売をしにくい土地柄でもあったのですがそこで生活をしている男の子は14歳頃になると自分の家族の土地で自分の家を建てて暮らすということがありそうそうこういうのがいいなとうらやましがったのをずっと覚えていました。縦床式でマングローブの木材とヤシの木の葉でかなりこった小屋を作る人もいればほんとに寝れるのって感じの地べたで寝るものまであり面白かったです。自分も40歳を前にやっとその時してみたいなと好奇心を刺激された自分で小屋を作るということができました。予算をかなりオーバーしたということ以外は悩みながらミスをしながら問題を解決しながらとなかなか楽しい時間を過ごせました。

今回作成するにあたって感謝をしないといけない方がいます。まず道具をそろえるところからお金がかかるのですがそこは平碆地区の方々にお世話になりほぼ消耗品の工具以外は貸してもらい助かりました。あと建てるにあたって材料や塗料、小さな金具まで地元の職人さんと相談しながら良いものができました。

業者の川口左建さん、岡田建材さん、(株)サンキョウの職人の方々、平碆で手助けしてくれた方、暖かく見守ってくださったご近所の皆様ありがとうございました。

また来年もお店をいじる予定なのでよろしくお願いします。