11月の調査ダイブと今シーズンの終了報告

11月は気候の変動が激しく夏からいきなり冬に変わった感じで秋はどこに行ったのといったようでしたが北風の影響が少ない当店のポイントでは問題なく潜れる日が続きました。水温は20℃を切らずにウェットでは寒いですがドライスーツやロクハンスーツでは快適に潜ることができてます。

今シーズンは今月をもってツアーを終了とさせていただきます。来シーズンは3月末からオープン予定です。また春はお店をいじる予定なので楽しみにしてください。

調査ダイブの様子をいくつか紹介します。最近開拓した船越運河のポイントです。ソフトコーラルが見事です。魚のサイズがなぜが若干大きい感じです。またこれからも潜りこんで船越運河付近もポイント増やしていきます。

調査ダイブ In 鎌毛インサイド

時間ができたので鎌毛インサイドに調査ダイブに行ってきました。

このポイントの特徴は何といってもボートで2,3分で着くという近さとどこの風が吹いても台風が直撃する以外は潜れるのが魅力です。砂地からゴロタになりテトラポット地帯を移動して最後に高密度の枝サンゴを見ながら安全停止をするというコース取りですがハゼや甲殻類が多く魚影も濃い素晴らしいポイントです。あまりに近すぎるので最初に潜るダイバーさんは不信感があるようですが潜ったあとは、みんな楽しんでくれてます。

夏場はイサキの群れがすごいのですが水温が下がりだすとマアジの若魚が蜜の濃い群れを作り枝サンゴの上を泳ぎ回っています。なんともミスマッチングな景観が楽しめます。今回はネジリンボウ以外にもここでは初めて見られたヒレナガネジリンボウが見られました。砂地にはアカエイが多いのですが今回はステルス戦闘機のようなツバクロエイが見られました。

このポイントに潜ると深場は日本の海から浅場の南国の海まで楽しめます。ぜひ潜ってみて下さい。

水温は23℃以上で透視度は15m前後と良い状態が続いています。興味があるかたはご連絡下さい。ご来店お待ちしております。

記念ダイブ

最近はブログ更新をとめて調査ダイブのみあげていましたが開店当初よりお世話になっている松山よりお越しくださったSさんの記念ダイブがあったのでその際のツアーの情報を公開します。

今月中旬に夏からいきなり冬になったような気候変動がありましたが月末になりまた安定した気候と海況が続いています。透視度は10m以上あり水温もまだ下がりきっておらず23℃以上と例年より高い傾向です。今シーズンは11月中まではお店を開けていますので興味があるかたはご連絡下さい。ご来店お待ちしております。

最近開拓した黒碆周辺の隠れ根をメインに潜っていますが魚影が濃くソフトコーラルも鮮やかでいいダイビングが出来ています。

水温が下がり小さなウミウシたちが見えだしましたが幼魚も多くキビナゴが常に川のように流れているのでカンパチやブリの若魚の群れがアタックしているのが見られています。

記念ダイバーのSさんは自分が21歳でペリリューダイバーズにいたときからの付き合いでそろそろ自分が出会ったときのSさんの年齢に自分は近づいています。あの暴力的で魅力的なペリリューの海を知っていて自分が研修中からメインガイドになるまでの自分が一番多情多恨だったころ見守ってもらいました。海外にいたときの何もかもがギラついていたマンガのような生活が本当に自分はあそこにいたんだろうかと夢の中にいたような感じがたまにしますがお互いで話をすると鮮明にあの頃が思い出されます。

これからも自分なりに自分が行きたくなるようなダイビングショップを目指して精進しますので見守って頂けたらと思います。

またのご来店お待ちしております。

調査ダイブ 黒碆2号

時間ができたので黒碆の隠れ根2号に調査ダイブに行ってきました。

カニの爪のような大きな根があり潮あたりが良く魚が多いポイントですが今回も爪の間の切れ目にあたる場所ではキビナゴがむれてそれを狙うカンパチやブリの群れが回遊しており浅場にはメジナが大きな群れをつくっていました。

大きな根の水底は20m前後あり黒碆周辺ではすべてのポイントで見られているハタタテハゼがみられ小さな洞窟にはキンメモドキの群れが綺麗に見られました。

最近、体験ダイブやライセンス講習のメインポイントになっている鯖網代サンディーエリアはサンゴが育っており当店のロゴにもなっている枝サンゴがいつもまにか大きな規模になって群生しています。テーブルサンゴも所々に点在していてセダカギンポやサンゴガニが所狭しと居ついています。北西が強くなると鯖網代がメインとなるのでコーラルガーデンと同様に潜っていこうと思います。

塩子島調査ダイブ

最近は黒潮が入り透視度は常に15m前後で水温は25℃前後とベストシーズンらしい日々が続いています。時間ができたので新ポイントではなく既存のポイントの調査に行ってきました。

塩子島の一番南に位置するビックロックタウンに潜ってきました。昨年同様にボロカサゴが潮にのって現れました。去年は金色でしたが今回は赤色と自分は初めてみる色でした。若魚というよりは完璧な成魚のようです。

いつもは砂地に潜ってステルス戦闘機のように潜んでいるツバクロエイも中層をヒレをなびさせながら泳ぎ去るのが見れました。

ウミウシに関しては今シーズンはカンナツノザヤウミウシがいたるところで見られています。しかも最近までは小さかったイメージですが急成長しています。

カエルアンコウや甲殻類は変わらず見られています。浅場にはスズメダイの幼魚が目立つようになりました。

北西の風が強くなるとよく潜るようになる塩子島サンディーエリアにも少し調査に行ってきました。アカオビハナダイのコロニーがメインとなるポイントです。

最近の研究でアカオビハナダイはオスからメスに性転嫁し産卵した後にオスに戻るということがわかったらしいです。たまに帯が薄い名っていうのはどっちに転換中なんでしょうかね。興味深いです。

これからも時間があれば調査ダイブをして情報公開していこうと思います。ベストシーズン真っ最中なので興味があるかたはご連絡下さい。ご来店お待ちしております。

塩子島より船越運河まで 調査ダイブ

最近は黒碆周辺を調査していましたが潜れる範囲が広がっているので今回は塩子島から船越運河にかけてのいいポイントを調査してきました。塩子島の西側の特徴がそのまま同じように広がっているイメージでした。半島からのびる磯がそのまま水中に伸びて尾根のような地形が楽しめるポイントがありました。深度は25m程で丁度良くそこから大岩の尾根がそそり立っている感じです。砂質が少し泥状でツバクロエイが見られました。これから北西の風が強まるので潜る機会が増えそうです。半島の大きな湾になっているので今回はイルカの群れが休んでいるのが見られました。

今回の写真は当店で一番潜っているポイントの塩子島ノースチャネルインサイドになります。大きなカエルアンコウや魚の多さに驚くポイントですが甲殻類やヨスジフエダイ、マダラタルミの幼魚などの季節来遊魚も多くなってきました。魚影も今一番濃い時期です。興味があるかたはご連絡下さい。ご来店お待ちしております。

2021年9月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hirabaedivers

黒碆周辺 調査ダイブ

約20日ぶりほどになりますが最近はコロナの感染状況や大雨による災害があったのでブログを更新していませんでしたが問題なく通常営業しております。皆さん自分のタイミングでご来店を検討してください。お待ちしております。

さて、最近になって潜れるようになった黒碆を調査しています。今までに開拓して二つの隠れ根はダイビングポイントとして確立しツアーでも潜っています。黒碆の周辺のまだ調査ができていなかったところを暇があれば潜っていました。東西南北と潜ってみてポイントとして使えるところが南の尾根が使えることがわかりこれからツアーで潜っていこうと思います。ポイント名はシンプルに南の尾根ということでサウスリッジにします。尾根伝いに潜るのでそれに沿ってソフトコーラルが綺麗に群生しており深度も取りやすく隠れ根ほどではないですが魚群も楽しめるポイントです。自分は隠れ根や長い尾根を移動しながらソフトコーラルを見るダイビングが好きなのでお気に入りになりそうです。これから生物も探していいポイントにしていきます。

雰囲気は塩子島のシーファンズリッジに似ています。壁を見ながら尾根伝いに潮流を考えて移動する感じです。

潜れる場所が増えたのでまた時間があれば調査をして新しいポイントを開拓していきます。またいい場所が見つかったら情報公開していきます。

8/11 県内松山よりSさんが来てくれました

8/11 県内松山より昨日に引き続きリピーターのSさんが2タンクダイブに来てくれました。

この日の天候は曇り空から本格的な雨になりました。海況は南の風が若干強く吹いて風波が立っていました。水温は26℃前後で透視度は10m以上あり良い状況が続いています。

一本目は塩子島のダイナミックな地形が楽しめるビックロックタウンに9時頃エントリーしました。はじめは緩い潮だったのですが途中より潮が速くなりましたが回遊魚や3個体のカエルアンコウなどが見られ満喫したダイビングが出来ました。

二本目は大きいのと普通のサイズのカエルアンコウを見たので小さいカエルアンコウをリクエストされたので塩子島ノースチャネルアウトサイドに11時頃エントリーしました。カエルアンコウの幼魚は場所を変えずにみられ綺麗なソフトコーラルや砂地に点在するイソギンチャクに居ついている甲殻類などを見ながら楽しみました。

午前中にツアーを終えて遅めのランチをとり2時頃に解散となりました。

お盆中は天候が心配されそうですが水温は高く透視度も良い状態が続いています。カエルアンコウの個体数が増えてカラーバリエーションが多いです。季節来遊魚はそれほど確認は出来ていませんが今からでてくるので楽しみです。14日以外は予約があいていますので興味があるかたはご連絡下さい。ご来店お待ちしております。

県内松山よりお越しくださったSさん、二日間ありがとうございました。

またのご来店お待ちしております。

8/10 県内松山よりSさんが来てくれました

8/10 県内松山よりリピーターのSさんが2タンクダイブに来てくれました。

この日の天候は日差しの強い晴れとなり海況はうねりがあるものの凪となりました。水温は台風の影響で水をかき混ざったので26℃前後と少し下がり透視度は10m以上と回復傾向です。

一本目は最近新たに潜り始めた黒碆1号に10時半頃エントリーしました。黒いオオモンカエルアンコウは定位置にいて潮あたりがいいところではイサキ、ニザダイ、ブリの若魚などが混泳している魚群が見られました。近づいてくるマダラエイと中層をホバリングし続けるマダラトビエイなども見られました。

ランチ後の二本目はここも同じく最近潜り始めた黒碆2号に1時過ぎ頃エントリーしました。このポイントの隠れ根はカニの爪のようなかたちをした根なのでそれにちなんだ名前を付けようと思います。えぐれた場所から潜降していくと豪快な地形を楽しむことができ魚影も1号に負けないほど濃い時があるので楽しいです。キンメモドキが群れていたので近づくと小さなケーブを見つけることができました。

新たなポイントができてバリエーションが増えてきました。黒碆周辺はまだ可能性を感じるのでのんびりと調査ダイブをして開拓していこうと思います。お盆前ということで忙しいシーズンですが当店はまだ空き状況があります。興味があるかたはご連絡下さい。ご来店お待ちしております。

県内松山よりお越しくださったSさん、写真提供とリピートありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。

8/4 岡山よりKさんとHさんが来てくれました

8/4 岡山より昨日に引き続きリピーターのKさんとHさんが3タンクダイブに来てくれました。

この日の天候は日差しの強い晴れとなり午後より少し崩れて時折雨が降りました。海況はベタ凪となり最高のダイビング日和となりました。水温は27℃前後と上がり透視度は10m前後となっています。

一本目は午前中に光が入っている塩子島ノースチャネルインサイドに9時過ぎ頃エントリーしました。水温が上がったせいかいつも定位置にいるオオモンカエルアンコウは少し深場に移動していました。今から大潮に向かっていくので浅場のクロホシイシモチの群れが大きくなり向こうが見えないほどの壁になっていました。

二本目はソフトコーラルが綺麗な塩子島シーファンズリッジに11時頃エントリーしました。ちょっとグロテスクなオオモンカエルアンコウや群れが大きくなってきているチョウチョウウオの群れ、中層を泳ぐキビナゴシャワーなどが見られました。浅場には綺麗な芝のようなソフトコーラルが見頃になっています。

ランチ後の三本目は内湾ポイントの鎌毛インサイドプレイスに1時半過ぎ頃エントリーしました。コロダイやハタタテダイノ幼魚が見られ水深7m付近のネジリンボウもかわらず見られています。テトラ地帯にはいかず浅場のスギノキエダサンゴ群を楽しんでそこを住処にしている生物を見ることにしました。

ツアー終了後、帰りの移動時間も考えてシャワーを浴びてすぐに3時半頃に解散となりました。

透視度が場所によってかなり差があります。内湾のポイントは水が悪く5m前後となっていますが塩子島の外用側は良いところで15m近くあるところがあります。熱帯低気圧が近づくとと水をかき混ぜて良い潮が入るので待ちたいと思います。今のところ台風になる低気圧のコースはこの週末に問題はなさそうです。お盆にかけて不安定な感じですが興味があるかたはご連絡下さい。ご来店お待ちしております。

岡山よりお越しくださったKさん、Hさん、リピートありがとうございました。

またのご来店お待ちしております。