7/2 県内松山よりKさんがリピートしてくれました。
この日の天候は梅雨の中休みで日差しの強い晴れとなりました。海況はこの時期には珍しく北西の風が吹きましたがポイントチョイスで凪となり快適に潜れました。
集合時間は3タンクダイブの通常時間より少し遅めの9時がいいとのことだったのでその時間にしました。
一本目は初めて使うカメラということで被写体がゆっくり見れて観察できる砂地の塩子島サンディーエリアに10時頃エントリーしました。この時期からよく見られるカンパチの群れがエントリー直後から見られ砂地にはネジリンボウもホバリングしているのも見られました。ここの見どころのアカオビハナダイのコロニーにはここでは初めて見られたイナズマヒカリイシモチが単体で見られました。中盤では人の身の丈ほどの大きなマダラエイも見られました。
二本目は群れの写真にチャレンジということで魚影の濃い塩子島ノースチャネルインサイドに12時前頃エントリーしました。一本目に見られた巨大なマダラエイや砂地ではツバクロエイ、ヒラメも見られました。漁礁付近では様々な群れが見られましたがこの時期特有のムツの群れもでてきました。水温が若干上がり水中が賑やかになり群れの中をゆっくり通り抜けていくのが楽しめました。
ランチ後の三本目はサンゴの風景を選び鯖網代コーラルガーデンに2時半頃エントリーしました。午後に入り少し透明度は落ちましたが前半は砂地に点在するイソギンチャクに居ついている甲殻類を探し後半の枝サンゴ郡では種類が増えてきたチョウチョウウオなどを見ながら楽しみました。
ツアー終了後、ログ付けと談笑をしたあと4時半頃に解散となりました。
七月に入り水温が若干上がり21℃前後となりました。例年に比べると2℃以上の差があるようですが生物は少しずつ普段通りの生物が増えてきたように見えます。久々に出てきたイナズマヒカリイシモチや身の丈ほどのマダラエイ、この時期特有のムツの群れなど季節の変化を感じます。なかなかウェットスーツで快適に潜れますよとは言えませんが水面休息の過ごし方やインナー、フードを使用するなどのことをすれば問題ないと思います。これからベストシーズンに向けていろいろな生物が出てくると思うので情報公開していきます。
県内松山よりお越しくださったKさん、毎回のリピートありがとうございました。
またのご来店お待ちしております。