4/20 高知よりリピーターのTさんが遊びに来てくれました

4/20 現在は柏島でガイドをされているTさんがリピートしてくれました。

この日の天候は、一日を通してどんよりした曇り空でときおり小雨の降るさえない天気となりました。海況はほぼ無風状態でベタ凪となり午後には若干南風が強くなりましたがポイント制限のないいい海況になりました。

集合時間は、3タンクダイブの予定だったので8時半ごろに設定しました。マクロ系の生物が見たいとのことだったので一本目を塩子島シーファンズリッジに9時頃エントリーしました。水温は少し上がって19℃になっていて春濁りが心配されましたが透明度も10mと良かったです。今回もリピーターのTさんはマクロレンズの一眼カメラを駆使してヒラバエ初のミリ単位のウミウシを見つけてくれました。ボロカサゴ狙いだったのですが残念ながらいませんでしたが小ぶりなオオモンカエルアンコウや浅瀬をシャワーのように流れるキビナゴの群れも見られました。

二本目は海況が良くないと入れない塩子島ビックロックタウンに11時頃エントリーしました。若干潮が速かったのでコース取りをいつもと変えて岩陰に隠れながら25mの底から立ち上がる大きな隠れ根にアプローチしました。そこに広がる大きなウチワには時期によって違う魚が見られるのですが今回は柏島で発見されて名前がついたイナズマヒカリイシモチが居ついているのがみられました。ここの水底のゴロタ地帯にも一本目と同じように真黒な大型のオオモンカエルアンコウが見られえました。今回もTさんが浅瀬にあるナガレハナサンゴに居ついているまだ和名のついていない珍しいカクレエビ(まず図鑑ないと覚えれない長い名前なんで忘れちゃいました)や安全停止中の大岩のトップでミリ単位のウミウシを発見してくれました。

二本目が終わりショップに戻ってから天気は良くなかったのですが気温が20℃と暖かったのでウッドデッキでランチを取りました。午前中のダイビングが1時間以上とながめだったので水面休息を2時間以上取りました。

3本目は少し景観を変えて砂地で潜りたいとのことだったのでオープン当初良く潜っていた鯖網代サンディーエリアに探索もかねて潜りました。水温が下がっているころはチャガラやカエルアンコウ、ヒラメの稚魚の大群などが見られていたのでそれを狙って潜ったのですが水温が上がってしまったので一番のお目当てのチャガラやカエルアンコウにはお目にかかれませんでした。砂地ということでエイが多く砂をまき散らしながら貝を捕食しているアカエイや隠れるのがうまいツバクロエイが見られました。20m付近に点在するアンカーなどの漁礁にはムレハタタテダイの群れやミリ単位のウミウシを発見しました。

天候はいまいちでしたが海況に恵まれストレスなくツアーを行えました。心配の種である春濁りもまだおきておらず透明度は10m以上とよく水温も19℃まで上がっていい状況です。ゴールデンウィークもまだまだあきがあるので興味がある人は一度ご来店ください。

高知よりお越しくださったTさん、リピートありがとうございました。毎回ヒラバエのいいところを発見したり写真を提供してくれて助かってます。またのご来店お待ちしております。