今月末の5/30、5/31に松山よりリピーターのSさんとMさんが遊びに来てくれました。
30日の天候は、午前中は予報通りの晴れでしたが、午後より予報より早めに降り出した雨模様になりました。海況は昼過ぎより若干南風が強まりましたが、問題なく快適に潜ることが出来ました。
当店集合時間を九時にして、九時半ごろ平碆を出港しました。ここ2,3日澄み潮が入ってきており湾内でも透明度が上がっていたので一本目をアカオビで潜りました。透明度は15m前後あり光も入ってきていて気持ちのいいダイビングが出来ました。水温も21℃前後まで上がってきていて浅瀬ではカラフルなイバラカンザシやソラスズメダイの群れが大きくなりベラ類の婚姻色が目立ちイシモチ系の卵の校内保有も所々で観察できました。珍しくセミエビも暗がりから出てきていました。深場ではお馴染みのアカオビハナダイ、ササハゼ、大型のアカエイも見れました。
二本目はカメノコブイで潜りました。ここ最近見られていたオオモンカエルアンコウ、ボロカサゴが行方不明になったのでじっくり探してみましたが未だに行方がわからないままになっています。
二本目が終わって昼食を取った後、ゆっくり水面休息をし、三本目のリクエストがあったのでノースチャネルで潜りました。天候は雨になり、水中景観は暗くなりましたがエントリー直後にアオウミガメが見られました。ダイビング後半の浅場では写真ではわかり辛いですが黒色のオオモンカエルアンコウを発見し、普段は隠れているイセエビも出てきていました。ここでは珍しい小さなコウイカも見られました。
31日は午前中にダイビングを終わらせて午後はゆっくりしたいとの事だったので八時に集合し、午前中に二本を終えました。天候は前日の雨は上がっていましたがすっきりしない曇り空でした。海況は南風から北風に変わりましたが問題なく潜れました。
一本目は、カメノコブイで潜りました。エントリー地点を普段の浅瀬ではなく隠れ根の先よりエントリーして深場を探索しました。特に変わった生物はみられませんでしたが、いつもと変わったコースで新鮮味がありました。今回も行方不明者は発見できませんでしたは上手に擬態しているサツマカサゴやマクロ以外のここのもう一つの見どころの地形とソフトコーラルをじっくり見ることが出来ました。
二本目は地形ポイントのビックロックタウンで潜りました。エントリー付近では中型のコロダイやカゴカキダイが群れを成していました。深場のウミウチワにはオキゴンベやオルトマンワラエビ、今から増えてくる極小のミナミハコフグの幼魚が見られました。水温が若干上がったので光の届く浅場ではソラスズメダイ、キンギョハナダイが群れていました。
水温もようやく20℃を越えてきてドライスーツからウェットスーツで潜れる季節になりました。水中世界も慌ただしく温帯から亜熱帯に劇的に変わっていく時期です。今年は更なるニューフェイスを探しつつニューポイントをつくっていこうと思います。
毎月来てくださるSさんとMさん。次回来るときは本当のシーズンインだと思いますがまたのご来店お待ちしておあります。ありがとうございました。