お盆休みの15日から17日に大阪よりペリリューガイド時代に一緒に潜ったTさんとHさんが遊びに来てくれました。
この期間は曇りがちで海況も悪くうねっていたが後半になるにつれて落ち着き最終日にはベタ凪の晴天にまで回復した。
初日は一本目鯖網代コーラルガーデンで潜り二本目はカメノコブイで潜った。天候が曇りの割には透明度が高かった分、水中は暗くはなかった。二本目のカメノコブイでは久々にオオモンカエルアンコウのヨコズナが見られサンゴ礁域にはミナミハコフグの幼魚も見られた。ヨコズナの写真は玄人ダイバーしか見分けがつけれないほどの見事な擬態をしていた。
二日目のダイビングはニューポイントの塩子島周辺のビックロックタウンとノースチャネルの二本を潜った。
一本目のビックロックタウンは多数の隠れ根の迷路を潜る地形ダイビング。塩子島の南端に位置するため潮が入ると流れが発生するが今回は流れの集まる根の切れ間にはチョウチョウウオが多数群れており群れが舞い降りてくるような感じで楽しめた。二本目は塩子島北端のノースチャネル。一番の魚影ポイントで様々な群れが集まるポイントだが今回はカマス、アジなどの群れは見られなかった。でも浅場では大型のコブダイ、石鯛の群れ、グレの大群と釣り師が見たら喜びそうな魚が見られた。
最終日は移動時間も考慮して午前中一本のダイビング。ポイントは初日に潜ったカメノコブイコース取りを変えてトライ。
いつも潜る根を越えて違う隠れ根の瀬に沿って潜った。過去には大型のカンムリベラやツバクロエイが見られた場所だが今回は大型のアオブダイやイサキの大きな群れがれられた。この時期にみられるキビナゴの大きな群れがシャワーのように流れていたのも見ごろだった。
Tさん、Hさん、大阪よりわざわざお越しいただきありがとうございました。これからまたこの海を開拓して次回来るころにはまた新しいものが見せれるように励みます。